任意整理によるメリット
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日本マイクロソフトは、タッチセンサーを装備した無線マウス「TOUCH MOUSE」を9月2日に発売する。価格は7,980円。対応OSはWindows 7。
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米国で1月に発表された製品。従来のボタン部に相当する部分に静電容量方式のタッチセンサーを搭載し、Windows 7上でさまざまなジェスチャー操作が行なえる。1本指ではアプリケーション内での操作、2本指ではウィンドウの操作、3本指ではデスクトップの操作が行なえる。
具体的には、人差し指1本のフリックでアプリケーション内で上下左右のスクロールまたは画像の拡大縮小、親指1本のフリックで進む/戻る動作が実行される。2本指では上下のフリックでウィンドウの最大化と最小化、左右のフリックでウィンドウの左/右スナップ動作が行なえる。そして3本指の上フリックでは、表示しているアプリケーションをタイル状に並べて選択できるタスクスイッチャーとして機能。3本指の下フリックではデスクトップ表示を行なう。
ジェスチャ動作中は動作を示すアニメーションが画面に表示される。また、複数の指がタッチセンサー上に置かれたとしても、動いた指の本数をカウントし、それに応じて動作するアルゴリズムが取り込まれているため、誤動作を最小限に抑えられたという。
なお、上下スクロール操作に関してはソフトウェア不要で動作するが、それ以外のジェスチャーに関しては専用ソフトウェア「IntelliMouse」のインストールが必須となる。現時点ではジェスチャー動作は固定で、カスタマイズをすることはできない。また、ウィンドウのスナップ動作などがあるため、Windows 7専用となっている。
タッチセンサー部は機械的には1ボタンで押下できる構造で、左/右クリックに相当する部分をタッチセンサーが認識してそれぞれの動作を行なう仕組み。具体的には、左クリック時は2本以上の指が触れている状態では、マウスの左側でも右側でも押せば左クリック動作となるが、右クリックしたい時はセンサーの左側から指をいったん外して、右側のみを押す必要がある。
マウスセンサーは、青色LEDを採用しトラッキング精度を高めた「BlueTrack Technology」を採用。読み取り速度は8,000fps、解像度は1,000dpi。無線は2.4GHz帯を利用し、通信距離は約3m。レシーバのインターフェイスはUSBで、本体底面に収納可能。電池は単3形×2で、駆動時間は約3カ月。
本体サイズは約62×120×37mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約133g(電池含む)。
●Explorer Touch mouseも同時発売
このほか、タッチセンサーで上下左右にスクロール可能な「Explorer Touch mouse」も同時発売する。価格は4,935円。対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。
ホイールに代わってタッチセンサーを搭載し、上下左右になぞることでドキュメントのスクロールが行なえる。1月に発売した「Arc Touch Mouse」は上下のみスクロール可能だったため、その機能強化版といえる。
タッチセンサーは3ボタンにもなっており、前/中央/後の3つの部分でボタンとして機能する。マウスのセンサーはBlueTrackで、読み取り速度は8,000fps、解像度は1,000dpi。
通信は2.4GHz帯を利用し、通信距離は約5m。レシーバのインターフェイスはUSBで、本体底面に収納可能。電池は単3形×2で、駆動時間は約18カ月。本体サイズは約61×109×34mm(同)、重量は115g(電池含む)。
●Mouse 2.0を製品化
8月2日に都内で開かれた記者発表会では、同社 コンシューマー&パートナー グループ リテールビジネス統括本部長 執行役の五十嵐章氏が挨拶。同社が7月1日に行なった組織改革を紹介し、Windows 7、Windows Phone 7、Office、Xbox 360、そしてハードウェアの各リテール製品の部門が統合されたことを挙げ、今後はよりコンシューマ市場にフォーカスしていくとした。
Microsoftのハードウェア部門については、これまでより利便性の高い“指先コントロール”を目指してきたとする。特にエルゴノミクスデザインの採用や、スクロールホイールやチルトホイールの搭載はその象徴であるとした。
その中で、2009年に次世代マウス「Mouse 2.0」コンセプトを開発したと発表。それぞれ5種類の動作方法によるジェスチャー操作を提案した。今回の製品は、そのプロジェクトのうちの静電容量方式タッチセンサーを搭載した「Cap Mouse」をベースに開発したとし、Windows 7のさまざまな機能を駆使するパワーユーザーにおすすめできる最上位機種であると位置づけた。
製品の機能説明を担当した同社 Windows本部 エグゼクティブ プロダクト マネージャの森洋孝氏は、「Windows 7はユーザーの声を反映したユーザビリティを備え、日頃の操作をより簡単に実現するために開発された。今回のマウス新製品も、これら日頃の操作を容易に行なうために開発されたといえ、Windows 7の開発コンセプトと合致する」と説明した。
製品の開発背景などについて、マイクロソフトディベロップメント株式会社 PS&L開発統括部 品質管理グループ ソフトウェアディベロップメント テスト エンジニアの水谷裕一氏が説明。マウスが発案されてから50年が経過しているが、本来人間の指はもっと高度で正確な作業ができるにもかかわらず、従来のマウスではそれが活かされていないとし、今回のマウスの開発に至ったという。
また、Cap Mouseのコンセプト発表から約2年の時を経てようやく製品化できたわけだが、その間、ワイヤレス化のみならず、ワイヤレス動作時の電池寿命に見合うセンサー密度の最適化、タッチセンサー搭載によるデータ肥大化に対するファームウェアレベルでのデータ転送アルゴリズムの最適化、IntelliPointのアップデート、デザインの強化などをしてきたという。
特にデザインについては、人間工学に基づいた多数のモックアップを制作しただけでなく、センサー面の凹凸加工の最適化、重量の最適化などを行なってきたという。また、フォルムについても、従来のArc Mouseのアーチデザインを踏襲し、23度の角度が最適であると判断したという。
InttelliPointソフトウェアについては、バージョン8.2を開発し、TOUCH MOUSEのジェスチャー操作への対応に加えて、ジェスチャーの練習機能、スクロール速度の調整機能、また、Explorer Touch mouseではストリップボタンの設定やバイブレーション設定などを追加した。
なお、新製品からはドライバCDを同梱せず、USBポートに挿すだけでWindows Update経由でIntelliPointを自動的にセットアップする機能を利用するようになった。また、IntelliPointに自動アップデートチェック機能を追加した。
【PC Watch,劉 尭】
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